2010年05月23日

夏はバングラデシュへ

 詳細は決まっていませんが、この夏バングラデシュへ1週間程行きます。目的は友人の結婚式に出席するためです。まさか本当に招待されるとは思わなかった…。
 久しぶりの身銭を切って出る国外。主体的に動くのなんて10年ぶりじゃないかなあ。

 で、色々調べてるんですが、地球の歩き方ってぎりぎり発刊されてないのね…。ガイドブックは旅行人かlonely planet、Bradt
かってところの模様。そういう場所だったのか…。

 あっちの結婚式はかなりの大人数を呼んで(数百人とか)、数日間ぶっ続けでやるそうなので、いろんな意味で日本のそれとはかなり異なる。なんというかこれ、一生もののレアな体験なのではと思う次第。よくわかんない、「何故かキリスト教形式」の代わり映えしない式に何度も出るよりよっぽどよかろう。

 さて、短い滞在期間を有意義にするため、色々今から勉強しないとね。
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2009年02月21日

山谷と吉原

 東京は台東区、山谷と吉原を散歩してきた。
 興味深かったものの、総評的にはうーんってところかな。あまり調べずに出たのもあり、山野に関しては肩透かしを食らった感がある。どちらかというと横浜の寿町あたりのほうが殺伐とした感じがあるのは気のせい?

 山谷も寿町もどちらも外国人パッカーや観光客の宿泊施設に変貌しつつあるとか。それでも簡易宿泊所で一泊2000円ってあたり、そんなに安く長居はできそうにないなあと感じた。勿論、東南アジアとかに比べてなんだけど。
 それでもそういう流れがあるのは歓迎できるかな。
 日本の観光ってまだまだ弱いように思う。

 吉原のほうは、おお凄いなこりゃ、といったところ。
 実際に入湯すればもっと凄いことはすごかったんだろうけど。

 延命寺の刑場後の首切り地蔵なんかも見てきた。
 松蔭先生の墓前で血涙を流す、なんてことはなかったけれども。
 何だかいやーな感じのことをする地区がどうしてこうも集められてんのかなと思った次第。
posted by 煩悩即菩薩 at 22:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2008年04月30日

沖縄散歩

 沖縄にいってきた。
 まだ海に入るには少し肌寒いけど、夏を少し早めに感じてこれた。
 沖縄に行くのは今回が初めて。とりあえずは本島に数日滞在した。総合評価は高い。さすが観光が重要な収入源の一つだけあってか、インフラが整っていて観光が非常にしやすい。子供づれへの配慮もかなり充実、徹底していて、子連れ旅行者にも殆ど問題がない(当然障害者にも優しい)。こういうところが隠れたシェアをも底引き網的にかっさらっていくポテンシャルを示しているなと思った。

 とにかく街に活気がある。街だけでなく、行く先々の場所にも活気がある。観光客が多いからというだけではないと思う。太陽の光と空の青さがそれに拍車をかける。こういう陽光のさんさんと降り注ぐ土地に居ると、人柄も大らかになるのか行く先々で暖かく迎えられたような気がする。例えば子供を見かけると店員さんはおろか、街行く人々反応も明るい。これは都会にはめったにお目にかかれない光景だ。確か沖縄は出生率が国内でも高かったと思うが、何だか全体で子供を受け入れる素地があるのだなと感じた。
 ほら、都会は大人のために極度にシステマチックに構成されていて、子供という論理的でない存在を受け入れる余地が殆どなく息苦しい(日本はそうだと思う)。人々にも受け入れるだけの心の余裕がない。そういう差に気づかされる。

 ご飯も美味しい。食材が豊かでそれらがまたバリエーション豊かな料理を作り出す。すごしやすい、そしてなんともいえない独特な異国情緒がある。看板に表記されている文字を挿げ替えれば、ちょっとしたアジアの外国になるんじゃないか(台湾とかね)。日本にこういうところがあったとはねえ。
 数日間では勿論全てを見切れないけど、ここはリピートする意義がる場所だと思った。またこよう、でも懐具合があったかくなるまでまだ当分先か…。
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2008年03月31日

パリ散歩

paris.jpg イースターでオフィスが閉まってしまい、することがなくなってしまった。
 パリにいくまでそんなに時間がかからないことが分かり、イースターは急遽パリで過ごすことにした。チケットが取れなかったためファーストクラスになってしまったが、ホテルは在仏の人にきいたおかげですんなりととることが出来た(流石に東駅、北駅近辺のは予算に見合うものがなかったので諦めた)。
 ちなみに急遽決めたことなのでガイドブックなんてものは持ち合わせてない。地図等は全て現地調達した(効率が悪いので頭の悪い方法だと思う。できればそういうことはしないほうがいいって事を最近分かり始めている)

 まあ、パリなんて都市は世界に冠たる観光都市なので色々改めて言うこともないけど、すごいものだなと思った。何しろ分かりやすい。街自体桃交通網が張り巡らされているため移動も易しい。建物のスケールも全てが大きい。ディズニーランドに似ているなあという感想を持った。
 洋服の店や雑貨店など、都会だけあって色々あり飽きることはない。

 さて、写真は街で見かける売店。
 観光地だけあって絵葉書を売っていたり、雑多な色々なものを並べている。
 これは凄いなと思ったのが写真右上の雑誌の広告だ。この広告、ゲイ雑誌の広告だ。
 日本では電車のつり広告で猥雑な内容のものを大々的に広告しているケースをよく見かけるが(ひどいものだとたまに思うけど)、パリでは格が違うなと痛感した(ある意味で)。

 天気は今の季節は基本は曇り。雨がふったり、晴れたり、ひょうが降ったりと予測不可能。もって行ったおんぼろ折り畳み傘は暴風で柄がひんまがるし、中々面倒だった。

 大都市というのは多様な人の要求を全て飲み込んで存在している。有名な町というのはそれだけの要求を全て飲み込み、国籍や時間を越えて存在している凄みがある。特に何も期待していなかった分、久しぶりに衝撃が大きく中々楽しめた街だった。ただイースターともあって観光客が物凄く居て、どこに行くにも行列は覚悟しなけりゃならなかった…。滅茶苦茶色んな言語が飛び交っていてそれはそれで面白かったけど。
"Travel makes you more wise and less happy"
- Thomas Jefferson -

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2008年03月16日

ヨーロッパの空

 現在ヨーロッパにいる。
 何度か訪れているので、流石にいいかげん新鮮味がなくなってきて、擦り切れた好奇心はどこかにでかけようとすらさせてくれない。
 部屋に閉じこもっていても仕方ないので、少し散歩をしてみた。

 ヨーロッパは空が近い。
 空がすぐ真上にあるような錯覚を覚える。
 なんでかなと少し考えてみたら、建物同士の間隔が原因なのかと思った。ヨーロッパは建物同士の間隔が日本に比べて広い、というよりは道路が広く取られている。結果的に空が見える面積が広くなる。
 日本、特に都会に住んでいると建物が密集していて少し顔を上に傾ける程度では空は見えない。

 建築物や文化以外にもちょっとした違いを見つけた。これは昔もそう思ったのかもしれないなあ。

 もう一つ、割と原子力発電所を間近に見かけることが多い(ようなきがする)。
 日本ではそんなに見かけることがないが、こうも近いとエネルギーの供給のことを思い浮かべずにはいられない。あの炉によって人間は生かされて、システマチックな社会を形成しているのだよね。無機質で非常に生々しく目に映る存在だけれども、あの巨大な存在の上に有機的な人間生活が営まれていると思うと少し不思議だ。
 あれが存在を消すと、人間が直面するのは自然だ。炉のともし火消えた途端、多くの人間の命のともし火は死に直面するのだなと覆うとはかないものだなと思った。
posted by 煩悩即菩薩 at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2007年10月07日

10月は祭の月

 本日は次のような催し物をはしごしてきました。

 ・ワールドフェスタ・ヨコハマ2007
 ・横浜ジャズプロムナード2007
 ・世界のワイン祭り

 ほぼ近場であったので朝からでていって、ドイツビールを飲みつつエジプトのケバブとかベトナムのフォーとかスペインのパエリアとかを食べまくってそのまま色んなワインを飲みまくり。帰りの電車ではほぼダウン(酒が回って寝てしまった)。

 しかしどこも人がすごかった。滅茶苦茶並ぶし…。
 10月は秋。気候もいいし今まで遊べなかった分色々遊び倒し…できるのかなあ。
posted by 煩悩即菩薩 at 18:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2007年09月15日

国際フォトジャーナリズムフェスティバル2007

 久しぶりに時間が空いたので、自分の時間に使おうということで写真展にいってきました(これ)。写真展はたまーにいくのですが、こういうテーマのものばかりいきます。昔は更にジャーナリストさんの講演会とかいってましたけど(この写真展の中心的人物である広河隆一さんの話も聞きに言ったことがあります)。
 金払ってまで悲しかったり複雑な気分になる必要はないんじゃない、という意見もあるかもしれないんですが。

 今回も何だか多様な現実のいち側面を見ることが出来て眼福でした。
 こういうのを見て、こんなに貧しい人が居るのに自分は何をやっているんだろう、とかそういうのを思うのは若い時でしたが今はそうでもないです。何かの形で手を差し伸べる機会があれば、そうしたいかなといったところです。

 展示の多くはやはりきな臭い中東のものが多かったです。その中でも末期がん患者を追っかけたものやら貧困問題やら、様々なテーマの写真展示がありました。

 アフリカは空が物凄く綺麗です。悲劇の上には物凄く澄み渡った空が広がっていました。
 これは最近映画でよく取り上げられたみたいですが、ダイヤが人の手に渡るまでには多くの流血が伴っていました。それは鉱物にしても同じでした。精密機器の製造に必要な鉱物を得るために、これもまた多くの血が流れていました。携帯なんていい例ですね。
 先進国の圧力で児童の労働が禁止された国では、行き先を失った子供たちはさらに劣悪な環境で働いたり、売春に従事しするようになっていました。
 目の前で親が銃殺され泣き叫ぶ子供の写真を見ている自分が居ました。

 世の中には様々なコントラストがあります。
 私一人ではこういう格差にたいしてなすすべはないのですが、それでも何か、世の中には色々な出来事があるということを知ることに飽きません。

 ある日電車の広告にこんな文句があり、はっとしました。
 You are what you buy.

 そういう世界に住んでいる。そういう世界でも苦しみは、まあある。
 でも一つの世界だけで濁っていたいとは思わないです。そういうのをたまに思い出すために多分こういう写真展に足を運ぶのだと思います。

 ところで写真の解説の板がいくつかはがれておちているのか、何の写真なのか分かりにくいのがありました。(ちょっと残念)
 あとぶっちゃけ末期がんの子供の写真の前でなきそうになりました(秘密です)。
posted by 煩悩即菩薩 at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2007年05月30日

軽井沢散歩

旧軽井沢の町並み 初めて軽井沢に行ってきました。軽井沢というと一昔前のセレブな感じがします。別荘とかね。私はそういうのとは縁はないです。
 確かに別荘もたくさんありました。町並みも少しこじゃれた感じの印象でした。避暑地ということもあって、今の季節だと少しだけ肌寒かったです。が、ちょっとだけドイツあたりのヨーロッパの初夏がフラッシュバックしました。
 今の時期だとGWの喧騒もないかなと思いましたが、旧軽井沢には観光客が割りと居ました。ホテルにも思ったより人が居ました。軽井沢が観光地として今どういう位置づけなのか知らないですが、やはり有名なだけあるのかなという実感です。
 そういえば軽井沢は長野。長野といえば以前松本や安曇野にいきました。ここにも類にもレズレンタサイクルが…。こういう街を自転車で走るのって爽快ですよねえ。

 アウトレットやら買い物施設が充実していました。類に漏れず少しだけ買い物をして帰りました。いい気候にこぎれいな街で、夜は温泉、久しぶりに何も考えずにリフレッシュできた…ことを望みます。
 アイスクリームとか乳製品が美味しいです。ホテルのバイキングで出たソフトクリームが意外に濃厚な味わいでびっくりしましたよ。こんなところで。

 横浜からでも案外と距離が近く、余裕で射程範囲内なのも意外でした。うーん、足を少しだけ伸ばせばまだまだいけるところあるんですよね。

 今回の訪問でピカイチだったのは「石の教会」でした。別に期待も何もしていなかったですが、コレは良かった。山に囲まれた中で、本当に自然な感じでたたずむ現代的な石造建築。デザインがココの環境にマッチしていて、心動かされました。ここで結婚式とか挙げるとポイント高そうです。
 海外渡航は比較適していると思いますが、そんな割と肥えた目で見ても良かったです。やられた。

 ちなみに泊まったのはこちらです。
 子連れ向けプランが充実しています。広いし温泉も着いてるし遊園地が付いていたりと巨大なホテルです。多分敷地内で余裕で迷えます。
posted by 煩悩即菩薩 at 20:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2006年11月05日

全国ふるさとフェア2006

紫芋のアイス 今年もいってきた。全国ふるさとフェア
 去年は雨天だったような記憶があるけど、今年は快晴、暑かった。そして人も多かった。
 全国(といっても本当に全国というわけでもないみたいだけど)の美味しいものを集めた露店が赤レンガ倉庫の前にひしめき合うイベントだ。食いしん坊としては見逃せないのです。

 目的はもう食べるだけ。ローカルなものに目をつけて食べる、酒は試飲する。三連休は秋の食欲パワーをここで発散。いつものように肉のでっかい串焼きを平らげたり、沖縄のソーキそばを食べたりしたけど意外と山形の米沢牛すじ肉煮込みが美味しかった。丸いこんにゃくがつるつるした歯ごたえでよい。煮込みめ!

家族みんなで沖縄そばセット平めんの“アワセそば”6食分(3袋)20061027祭10 やっぱり場所が場所なだけに人の集まりがよい。雨天だろうが人はいた。
 出展数も多いので、色々見て楽しめるし、地元活性な感じがして好感度の高いイベントの一つだと思います。ビバ地方。都会で美味しいご飯を食べに行くのもいいですけど、青空の下で地方の味をがっつくのも趣があってよいのです。地酒とか意外な発見もあるしね。

 勿論昼だけでは食べきれるわけがないので、夜のために弁当を買って帰ります。
 大船軒の鯵の押し寿司と山形牛めしをかって帰りました(そういえば山形ってまだ旅行できてないなあ。恐らく次の東北攻めは山形になるとは思うけど。東北旅行って飯はうまいし、素朴な感じだし本当によいです)。
 押し寿司うまかったです。押し寿司って日持ちもするからお中元とかにもいいですよね。いや、ねだってるわけじゃないですよ。

 写真は紫芋のアイス。出展品とは関係ないのですが限定で売っていました。もみじのトッピングが秋らしいです。
山形の風物詩をご家庭で!「米沢牛いも煮鍋」山形の風物詩をご家庭で!「米沢牛いも煮鍋」
posted by 煩悩即菩薩 at 19:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2006年10月27日

IKEA@港北

 類に漏れず、港北にできたIKEAにいってきました。
 関東では話題の?スウェーデン発の家具専門店です。最近新横浜(駅から無料送迎バスが出ています)にも出来たということで、周りの友人もいっているのですが週末の混み方は半端でないという話を聞いていて平日にトライしました。それでもやっぱり人は多かったですが、落ち着いては見ることが出来ました。
 広いです、そして安い…。
 専属のデザイナーがデザインしているようですが、北欧発だけあってナイスセンスです。
 何か欧米の幼児向けアニメにでてきそうなタンスがあったりします。しかもこれが安いです。北欧っていったら物価が高いのですが、こっちでこんな安いものを出してよくやってけるなあと感心しました。

 1階はキッチン用品などの小物、2階は大型家具という分類わけがされています。
 特に2階は自分の部屋の広さにあわせた家具の組み合わせが展示してあり、こんな風に空間利用できるのかとこちらにも感心しました。が、恐らく実際に入れてみると色々ものがあってこうもうまくいかないとは思うんですが。
 1階のレジの前の倉庫のような空間は、1階から2階までぶち抜きで家具が整然と並んでいます。見ているだけでも面白いところだと思いました。
 広い店内の設備も授乳室あり、レストラン、カフェありで買い物に疲れても大丈夫。
 外国人の店員さんもうろうろしており、お客さんも外国人で英語で買い物をしていました。客層は概して中流以上といったところです(たまにドンキ系の種の人が居ますが)。週末はどうなるのかわからないですが。

 食器とか49円とかありえないですよね。
 百均より安い北欧商品(なのか?)って理解ができないです。うーん不思議だ。
posted by 煩悩即菩薩 at 20:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2006年07月03日

世界報道写真展2006@東京都写真美術館

 暇なので行ってみた(開催情報)。恵比寿は1年かそこらぶりかなあ。用事がないのでほとんどいかない。数年前は隔週くらいでこの手の写真展やら講演を聞きにいった記憶がある。あの時も暇を持て余していたんだろうな。写真美術館だけでなく、小さなアートギャラリーでの写真展までいってた(一番興味があったのはチェチェン紛争関連のもの)。緒方貞子の講演を逃して以来、こういうイベントから足が遠のいた。
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posted by 煩悩即菩薩 at 12:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2006年05月10日

鳴子温泉

滝の湯 ここ最近東北旅行が熱いです。
 今まで東北から縁遠い場所にいたからか、今のうちにいっとけという根性なのかもしらん。東北は温泉宿が安いし、ご飯がおいしい。人も温かい。これを楽しみに行くのだ。
 北に旅行に行くなら北海道と少し見落とされがち(と勝手に思っている)な東北は、ちょっとメインから外れたところに行くのが好きな私にとってもぴったりだ(と勝手に思っている)。

 鳴子温泉は仙台から電車で2時間ほど揺られていく、小さな温泉街だ。
 面白いのが同じ土地だからといって同じ船室の温泉がでるわけでない、というところ。硫黄泉が多いみたいだけど。
 街を見ると、ある意味で古い温泉街だ。ある意味とは昭和時代の古い建物が改装されないまま長く使われているということだ。GW中の人の入りがどうだったかは知らないけれど(一緒に湯船に浸かった地元の人によると、今年も混んだという話だけど)、地方特有のひなびた感じが寧ろ哀愁と、それはそれでいい意味で面白さを感じさせる。
 かわいい下駄模様のクーポンを買うと、まとめて色々な温泉を愉しめる。(その他、お土産やさんの商品を試食できる。試食といっても商品をまるままひとつ食べられるのが○)。町としても観光客誘致に頑張っているみたいだ、頑張れ!
大正館 でも1日3軒が限度だな。湯あたりしてしまう。
 アホみたいに入ってたらかなりグロッキーになった。温泉入湯は体力勝負だ!(多分、間違ってる)
 #写真はいくつかの温泉のひとつ、滝の湯。

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posted by 煩悩即菩薩 at 13:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 散歩

2006年05月06日

七沢温泉

 あまりメジャーではないと思うのだけど(単に自分が知らなかっただけ)、温泉好きの先輩がオススメというので連れて行ってもらった。車を出していただいてありがたい話だ。
 神奈川にも温泉はあるはわかってるのだけど、あまりいったことはなかった。今回がその初めての回になるように思う。

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posted by 煩悩即菩薩 at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

2006年03月26日

川越散歩

川越の火の見櫓 小江戸と呼ばれる埼玉県の川越市にいってきた。
 観光化された街で、建物の景観や道路も綺麗に整備されている。
 市民の生活基盤になる商店街自体もまだまだやっており、落ち着いた街だという印象だった。バスは300円出せば周遊券が買える。半日もあれば主要なスポットはくるくるっとまわれる。まさに小江戸。

 昔ながらの建物が軒を連ね、平日に散歩するには中々いいところだと思った。
 平日にというのがポイントで、私が訪れたのは土曜日。観光客は多いし、車も多い。東京からあまり離れていないという点でも、手軽感があるんだろうな。
 車はなあ、休日は交通規制して歩行者天国にしてほしいなと思う。歩道は観光客で込み合っているのに、その真横を車が走る。マナーが悪いと店の前で混雑しているにもかかわらず路駐する。もっとゆっくりと散歩できることが出来れば、点数は高い。

 川越でよかったのは喜多院だ。
 関東では今週桜が開花し始めたということで、すでに枝垂桜が花を枝に散らしていた。
 喜多院は五百羅漢もあわせて拝観に400円。中の日本庭園は一見の価値あり。日本庭園の空間の切り取り方、配置にはいつも素人ながら感心する。見ていてとてもほっとする。ほっとするというかぼーっとしたい。
 庭の風景を一つ切り取っても、それがひとつの絵として成り立つし、全体としての調和も見事。とてもラブリー。
 五百羅漢像は、石の彫刻なだけあってちょっとヒンズー仏教テイストが漂っていた。といってもリンガやヨニが林立していたりはしません。

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posted by 煩悩即菩薩 at 17:29 | Comment(4) | TrackBack(1) | 散歩

2005年11月13日

梅ちゃんの青い豆御殿

梅ちゃんの青い豆御殿 新興のブラジャー宗教というわけではないです。
 入場の際に渡されたブラジャーを頭にかぶらなければならないのです。全員、例外なく、思い思いにかぶっており、これだけの人数がまじめな顔してブラジャーを頭にかぶる壮観はあまりないのでつい撮影しました(カメラを構えつつ、自分も当然かぶっています)。
 ということでWAHAHA本舗、梅垣義明こと梅ちゃんのライブにいってきました。
 歌と笑いの総合エンタテイメント。ブラジャーをかぶった観客とステージが一体になり、歌う、走る、白菜が丸ごと飛ぶ、豆が飛ぶ、何か飛ぶ、色々飛ぶ。でも放水はなかった。(放水待ちしてたのに残念)

 スタッフや梅ちゃんは観客の中から瞬時にキャラの立つ人を選び出し、ステージ上に上げて恥ずかしい目にあわせる。(ぜんぜん知らないおじさんがみにいって、ステージの上に上げられて辱めにあったとき「無礼者!」と一喝したことがあったとか)
 今回はことある事に中学生の観客がいじられていて、それが面白くて仕方なかった。(その子は後でインタビューをうけていた)臨機応変に対応できるのがたいしたもんだなあ。とはいえ殆どいじられるのは男ばかり(いいおじさんが照れながら恥ずかしいことをやらされるのがよいのだ)
 あの場所では下手に素人がぼけたら逆に興ざめするので、むしろ素人っぽさを前面にだすのがいいのだろうな。あの芸だけでよくやってるな、吉本の笑いに通じるものがあるんだろう。みんな何かやられることを期待してきてるからね。

 ちなみに自分は死角のブロックの座席だったようで、何もなかったです。残念!
 ステージの模様はスカパーで放映されるようです。
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2005年10月31日

酸ヶ湯温泉@青森

酸ヶ湯のマッチ 今年の冬の草津温泉以来に訪れる名湯、酸ヶ湯温泉。結論から書く、5つ星!
 八甲田山や奥入瀬が近くにあるため、今回訪れたときは閉山ぎりぎりに間に合い紅葉もみることができた。旅館の食事も美味しいし、まさに秋満喫ができた。冬に訪れてもそれはそれで情緒ある滞在ができることだろう。

 温泉マニアというほどではないので、訪れた温泉数は少ない。けれどもこの酸ヶ湯はすばらしかった。外見は古風な大型旅館といったところ。山々に囲まれ、先ほど言ったように今回は紅葉が青空の下、鮮やかだった。
 旅館の中も古いのだけど、ぼろっちいというよりはノスタルジックといったほうが当てはまる。部屋に通されるまでの廊下にせよ、宿泊した部屋にせよとても懐かしく、品のある温かみがある。歴史を感じさせる建物だ。

 古いのは建物だけではない、三百年の湯の歴史がある。(初めてだったのだけど)混浴の伝統もまだ残っており、メインのヒバ千人風呂は数時間を除き基本は混浴だ。(浴室内は暗いのと湯気で実際は視界が殆ど遮られる。特に自分の場合は暗いところが苦手なため、近場の周りすら見えにくかった)

酸ヶ湯の部屋 白濁した酸性の湯は、入るとちょっとぴりぴりとくる。残り香は草津並みにある、硫黄臭は服にまで付く。また温度事態は比較的ぬるめ、長く入っていられるのが個人的によい。(いつもは出たり入ったりしてのぼせ気味になってしまう。熱いのはあついのでいいのだけどねえ)

 食事は地元の食材を生かしたものがでてくる。これがまた美味しい(青森は本当食材がよい)。しみ豆腐にまいたけの鍋、根曲がり竹、魚の煮物(鮫?)、帆立の刺身(この貝柱がとても大きく、ぷるぷるしていて甘く美味しい)などなど…。

紅葉 秋は紅葉狩りができて、大きな温泉入って、美味しいもの食べてゆっくりできる。癒しの温泉宿だ。酸ヶ湯は温泉街ではなく、酸ヶ湯温泉旅館のみがある。つまりあの観光地っぽい喧騒とも多少は縁がない。静かないいところだ。
 ああちなみに有名な温泉なので人も多いです。ご予約はお早めに。(ちなみに自分のときは平日でしたが、それでも多い。若い衆が居なかったのでいずれにせよ落ち着けたのはよかったけど)
 は〜…早めの秋を堪能できたよ。よかったよかった。

#近頃はマナーの悪いすけべヒヒ爺が増加しているらしく、混浴を守る会みたいなのができたらしいです。じじい〜、そういうことやんなよトホホだなほんと。
posted by 煩悩即菩薩 at 17:36 | Comment(6) | TrackBack(1) | 散歩

2005年10月21日

東京ジャーミイ:モスク@代々木上原

モスクのドームとシャンデリア 中々行く機会がなくて殆ど存在すら忘れていた。日々の忙しさを言い訳に、趣味のイスラムの勉強を忘れていた。
 東京にモスクがある。これを知ったのはいつだったか。存在くらいはご存知の方も居るかもしれない。けれどよほどのことがないと脚を運ぶことがないんじゃなかろうか。今日、ようやく訪れることが出来た。東京ジャーミイだ。

 モスクがあるということしか頭になかったので、まあ行けばちょっとノスタルジックな思ひに浸れるのかなといった期待しかなかった。んだけれども、実際にいってみると、意外に綺麗で大きかった。特に綺麗という言葉がぴったりだ。新しいから綺麗、という綺麗さでなく、美しいから綺麗というほうの綺麗だ。

東京ジャーミイ 代々木上原の駅を下りて、ちょっと迷いつつも何とか周りと明らかに雰囲気の違う建物を発見。そして門の付近にトルコ系と思しきヒゲの男たちを発見。間違いない、ここがモスクだ。だって門のところにアラビア語に混じって「東京ジャーミイ」って書いてあるもん…。
 とりあえず潜入。観光名所ってところでなない。普通に使われているモスクで、相方と二人だけが異教徒ですからどきどきですよ(中に入ると観光客らしき団体さんがいたけど)。とりあえず中のオフィスで談笑しているヒゲの人たちに「すんません、見学したいんですが」と告げる。「どうぞどうぞ」。「写真とってもいいですか(Webサイトには断りいれてね、ってあったので)」「どうぞどうぞ」。…本当にええんかのう。

 礼拝所はお2階にあった(わからんので1階をうろうろしていた)。
 お決まりとして女性はスカーフで頭を覆わなければならない

 礼拝堂の扉をくぐり、眼前に広がったのは美しきイスラムの世界だ。
 「水」の意味を持つブルーのタイル、力強く繊細なキャリグラフィ(お習字?適当な言葉が見つからん。ちなみに自分は「アッラー」の文字しか判別できんのだが)。トルコ様式のモスクということもあり、懐かしい記憶が時間を逆流してよみがえった。久しぶりな、この感じ。圧倒されたのはシャンデリアだ。文字をかたどってできているのだ。これが美しい中央のドームに吊り下げられており、神秘的だ。

 中を見ていると丁度礼拝の時間になったらしく、高らかにコーランの朗誦が響いてきた。イスラム教国ならミナレットに設置された拡声器から怒涛の爆音アザーンが流れるが、近隣を配慮してかそういうことはない。
 どこから流れてくるのかなあと思い、後ろを振り向いたら…
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posted by 煩悩即菩薩 at 20:37 | Comment(4) | TrackBack(0) | 散歩

2005年10月16日

市場まつり@横浜中央卸売市場

マグロの解体だ 魚が好きだ。でもふなむしは嫌いだ。
 虎視眈々と狙っていた市場祭りに乗り込んでみた。お魚パラダイスで、魚介にまみれて生臭くなる自分を夢想できる、うっとりモノの祭りなのだ。

 雨だっちゅうのに物凄い人だかりだった。(1.5渋谷くらい:1渋谷で渋谷の人口密度←渋谷苦手)魚ばかりでなく野菜ももちろん安く売っている。会場に近づくにつれ、ビニール袋をひっさげた人々の密度が多くなる。
 前回「もみじ屋」に行った時は、平日の午後だったので換算としたイメージしかなかったのだけど、そのイメージとは全く違う光景だった。

 メインはマグロの解体実演だ。
 スーパーではもっぱらびんちょうマグロ派(コストパフォーマンス高し)だが、やはり魚の王様はまぐろ様だ。東京のどこかのすし屋で確か目の前で解体してくれるところがあったような記憶があるけど、解体を見るのは今日がはじめて。まるままのマグロもそんなに見る機会ないし。
 150kgのマグロを、刃渡りが1mくらいある包丁で若衆(?)がさばく。対象を変えれば公開人体解剖ショーてところだなとか思ったり。途中で「実際にやってみたい人ー!」って聞かれたので、ああ、や…やりたい、と思っていたら先を越されてしまった。

マグロ丼 仕方ないので次の目当てのいくら丼屋台へ。ただで試食できる横浜牛に長蛇の列を組む人たちを横目にまっしぐら。やっぱり肉より魚だ。たくさん並んでいたのでちょっと他を見てからにするかと思い、帰ってきたらもう売り切れていた…。いくら丼、最近食べてないのに。
 特上寿司が1000円割引になっていたので、それにするかと思って歩いていたら、トロマグロ丼の文字が飛び込んできた。マグロッホホイ!

 やっぱり次にすむなら新鮮な山の幸海の幸が安く入手できるところがいいね。
 関東である程度遊んだら、Uターンしたいなあと安易な考えに思いをはせました。甘いんですがね。
 いつも休みの日は昼まで寝てるんだけど、今日ばかりは午後2時に終わるまつりのため早起きをした。早起きで、ホタテゲット、マグロゲット、贅肉ゲット!3文の得だ。でも、いくら丼を口にできるのは今年のいつだ!?
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2005年10月02日

初競馬してみた@大井競馬場

パドックで馬定め 馬と私といえば、産まれ年と馬肉かといったところだ。
 知り合いに何人か競馬好きな人がいるが、全くそれ自体に興味が湧かなかった。そもそもギャンブルが好きではないので「どうせ負けるようにできてるし」のステレオタイプでばっさり切り捨てていた。
 が、本日相方の提案で初めて競馬に行くことになった。二人とも競馬は初めてだ。今やっているのは中山でだけど、そんなところまで行くのは面倒くさいので近場の大井競馬場にした。
 14:45からの開園と同時に入場。まず下調べゼロのため馬券の買い方すらわからん。
 みようみまねで買ってみて、どうにか実験の1枚目の馬券購入程度で感動。
 結局6レースほどみたけど、遅いレースになればなるほど人が入っていた。おっさんの群れでグレーの群集になっているのかと思いきや、おやじ率は高いけどそれでも女も家族連れも老若男女全てが普通にいた(外国人もいた)。施設も何か屋台に飲食店に色々あるじゃない。(素人なのでそのくらいで感動できるのよ)

 競馬新聞とかあるけどそんなもの見ても頭が悪いのでどうせわからん。ということで分かりもしないのにパドックで馬をみて、オッズを比較しなんとなく「こいつだあ!」という馬にかける。馬券を買う、コースでレース観戦という流れを繰り返した。(もう少し勉強したらもっと面白いに違いない)

トゥインクルレース とりあえず予算は1000円と決めて5レースほどやった。
 トータルで勝ちましたよ!ええ、10円。(これじゃ交通費はおろか入場料100円にも満たねえよ)でもそれまで自分に負けていた相方が、最後のレースで3つの馬券が全部当たり1300円をゲットしていました。すごいぜビギナーズラック!

 駅から競馬場のバス運賃はただってのがいいね。地元は競馬でかなり潤っているんだろう。
 レースを目の前で見ると本当に迫力があるね。(メルボルンで初めてF1を見たときもすごいと思ったな。耳栓なくして"カアァァン"っていうエンジン音のせいで耳が痛かったけど)馬くんたちも綺麗だし、見ているだけでも割と楽しめると思った。テレビで見るのとじゃやっぱり違うよ。これが中央競馬になるとまた別格なのかね。

 先入観というのはいかんね。意外に楽しめた。
 馬は馬肉だけじゃなかったのね。馬は友達ダネ!
posted by 煩悩即菩薩 at 21:21 | Comment(4) | TrackBack(0) | 散歩

2005年09月26日

三渓園散歩

御門 横浜の名所のひとつ三渓園にいってきた。もう少しすると紅葉の季節になるんだけど、すすきや彼岸花がぼつぼつ咲き始めてこれはこれでいい感じです。
 あんまり期待しないでいったんだけど、割と広くてそして入場料500円払うだけあって手入れも行き届いていてよかった。外苑と内苑って、外宮、内宮のある伊勢神宮みたいだね。(よくしらないけど、こういうお決まりの構造っていうのがあるのかね。知らん。)
 5時にしまってしまうため、ぼーっと見ていたら2時間くらいはすぐ経った。庭園内部には食事をいただける場所もあるので、もう少しゆっくりみて回るところなのかなと思う。

槿 展望台があるみたいなので、上ってみたけど見えたものは工場だったのがNG。これは三渓園が悪いわけじゃないんだけど。
 こういうところは四季それぞれでいろどりが違うので、また別の機会にくると印象ががらりと変わるんだろうな。春や秋が深まったときなんかが面白そう。臥竜梅なんてどれだけきれいなのかも、今の時期じゃわからんしね。
 デジカメをもっていくのを忘れたため、携帯のカメラで撮ってみたが、せっかくの綺麗な景色がうまい具合にとれなかった。

お地蔵様 ぜんぜん知らない人だが、原三渓という明治初期あたりの人の家の跡なんだそうだ。
 いろんなものを京都やら奈良とかから移築したりもってきたりしているので、桁外れの贅沢さだ。奈良の石棺とか庭にぽんと置いてあったが、あれは出来立ての列車でもってきたのかね。
 いくつかお屋敷があるのだけど、あれに今の人が住むとこぶがたくさん出来そうだ。

 当たり前かもしれないけど、来場者に若いモンは皆無。(平日だからというなかれ。横浜駅周辺は年がら年中24時間営業で若いのがうじゃうじゃおるから)
 若いモンは季節の移ろいを感じるよりも、色香に移り気だでの。ほっほっほ。
posted by 煩悩即菩薩 at 21:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 散歩

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