2011年09月24日

耳のブレークスルー

 半年くらい中国語を朝の通勤時に聞き流してみたら、耳が微かに中国語を拾えるようになってしまった。仕事でもプライベートでも一切縁がない(中国が好きなわけでもないし、今後行く予定も無い、仕事も特に直接関係は無い)言語だけど「門前の小僧 習わぬ経を読む」みたいなことって本当に起こるもんだなと人体実験してみて思った。
 別に何かを狙ってるわけでなくて、何となくやってるだけで、できれば死ぬ前くらいに中検3級くらいとれたら面白いかなって。意味わかんなくて。

 面白くなってきたのでポッドキャストで英語の中国語講座落としてきて聞き始めてみてる。フフフ面白い試みだろうと思ってたら、割とそういう人要るみたい…。まあとりあえずもう少し続けてみるかってなところです
posted by 煩悩即菩薩 at 22:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際

2008年03月31日

北京オリンピックとチベット

 ドイツの首相が北京オリンピック開会式に出席しないというニュースを見た。そこまでひどくはないもののモスクワオリンピックのボイコットに通じるものを感じた。あの時はアフガン侵攻に抗議したんだっけ。

 ははあん、と思った。
 確かにオリンピックを開催すると、各国から金が流入する。まあ、欠席程度ではそんなに大きな痛手はないのかもしれないけど、ボイコットが始まると中国にとっては困ったことになる。

 ただまあ、中国で人権が蹂躙されている今、オリンピックでドンちゃん騒ぎってのもいただけないという見方もある。一方でスポーツと政治は関係ないから同じ議論のテーブルに載せるなよ、という話もあるかもしれない。ボイコットなんてすると頑張ってる選手がかわいそう!なんて。

 自分としては前者の方に傾いている。
 オリンピックじゃねえだろ〜。どんだけ不謹慎なんだよって。
 人様の命が蹂躙されている状況で、選手の努力が報われないとかそういう話を始めるのは何だか変に思う。

 パリに居た時は、チベットの虐殺に反対する人たちのデモで地下鉄の駅が封鎖されて、足を痛めていたのに地下鉄に乗れなくてひどいもんだった(結局一駅歩いた)。と同時に、心のどこかで「しょうがねえなあこの人たちは」とも思った。チベットもウイグルも、その他中国の少数民族が抑圧されているのは今に始まったことじゃないでしょうに、もっと継続的に騒ぐなら騒ぎなさいよ。なんて思って。

 スポーツは政治とか経済とかと関係ない、ってのもおかしいかも。
 結局オリンピック参加を支持することで動くのはお金だし。
 日本語の話になるかもしれないけど「経済」って確か「経世済民」の略ですよなんて話も聞いたことあるぐらいだから、全てに通じる物事で。
 そのお金が流れに流れて軍費となりチベットの人たちの流血に繋がる。皮肉な話。

 日本も何かアクション起こしましょう(ボイコットじゃなくてもいいし)。看過はいじめを傍観するようなもので、結果的には加担者です。というよりは、この場合それよりも酷い大罪でございましょう。

 スポーツを政治や金に利用するな、ならばスポーツから政治や金を完全に排除してください。中国が成長するのはかまわないけど、今の状況で浮かれ騒ぐのは嫌な話だなと思う次第。
posted by 煩悩即菩薩 at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際

2007年09月01日

韓国人の人質解放@アフガニスタン

 よかったよかった。
 裏で大きなお金が動いたという話もあるが。

 それにしてもやっぱり
 戦場で民間人23人が死亡するのと
 人質で民間人23人が死亡するのとでは命の重さが違うような錯覚を覚えるのがやるせない。

 それは人為的に作られたニュースだからだ。
 人がニュースを作るからだ。
posted by 煩悩即菩薩 at 19:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際

2006年10月15日

南北朝鮮の灯火

 近頃は北朝鮮の核実験で日本の一部が沸き立っていますが(多くは自分の国の隣の事ですが、無関心だと思います)そんな北朝鮮を上空から撮影した写真をみかけました(これ)。韓国とあと少し中国が写っているのですが、特に韓国と北朝鮮との灯火の差が歴然としています。北朝鮮は平壌だけに少し明かりが灯っているのが分かります。

 勧告は反映していて素晴らしいし、北朝鮮は独裁国家で灯火管制がしかれていてかわいそう、と見えるのも一つのとり方でしょうね。むしろ北朝鮮のほうが(エネルギー不足なんでしょうけど)自然に近くて図らずもエコロジー国家になっているのかもしれません。早寝早起きが実践できていて、物資不足でも生活習慣としては健康的だったりして。

 北朝鮮は自滅の道を着実にたどっているように見えますが、この写真はなんというか詩的な意味を感じます。この暗黒の地域に灯火が広がる日がきても、新しい問題はでてくるのでしょうね。
posted by 煩悩即菩薩 at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際

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