2008年05月10日

国を思うならば

 自民党が外国人へ発給するビザの期間を延長しようとしているというニュースを見かけた。滞在期間を延ばしたところでそんなに効果ないと思うけどなあ。

 まあそれもこれも少子化のおかげ。子供が居なくなることで日本の将来の労働力の絶対数は減少する。仕事優先の劣悪な労働環境と、第二の経済大国の地位を謳歌しているくせに先進国の中では低い給与所得という現状ではどうしようもない。子供のことなんて考えられるはずは無いし、子供は社会全体で育てるものなんて頭もなくなってしまう。
 一方で労働というのはある側面では人間を訓育する道具として利用されるぐらいだから(歴史的にみても、刑務所で使用される例を見ても)、そんな劣悪な環境を不思議と思わない状況をも作り出せてしまう。働いて他人から評価をえて、お金をもらって悦に入る。もう一つ、日本人の大政翼賛的、保守的な性質がそれを手伝っているのかな。
 そんな中では自己中心的な拝金・物質主義的な若者しか育たないし(私もちょっとそうなのかな)、少子化対策なんて論外かなと。子育てがコストで論じられたりするし。そういう風に単純化した損得勘定で見られることに危惧を覚える。

 前からこのままだと外国人に頼らないと、日本は立ち行かなくなるだろうなとは思っている。外国人嫌いな(というか外国人になれていない、外国人が住みやすいようにはなっていない)国が、外国人に頼らないといけないというのも皮肉な話だけど(これって国策なのかなって思ってしまうぐらい)。既に自給率の点では、外国頼りだけど。
 中国人観光客が大挙して日本に押し寄せて、自分の国で売られているブランド物を買いあさっているという番組をやっている。「マナーが悪い」と名高い中国人観光客だけど(日本人も昔はあんまり変わらないんじゃないかね)、そんな中国人が日本に貢献してくれてるってのも片腹痛い。

 国益や愛国精神を論ずるなら(それはそれでいいと思うけど)、まずは将来の手前の生活を支えてくれる将来の人材をどうするのか解決するための「行動」を起こしたほうがよいのではと思う。いや、単に無責任にうめよ増やせよっていうわけじゃなくね。そうでないとそんなお手前の高尚な理論を引き継ぎ、実施してくれる人もいなくなってしまう。大人も子供も老人も、全てが住みやすい国にしないと夢物語のようなことだけど、やっぱりうまくはいかんものだ。
 
 教育があって、収入も高くてというのだけでなく、もう一つ後進を育てる意識も高いというのも、一つの評価されるべきものではないかなと思う。それともこのまま破滅の道を歩むかだ。
posted by 煩悩即菩薩 at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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