2008年03月31日

北京オリンピックとチベット

 ドイツの首相が北京オリンピック開会式に出席しないというニュースを見た。そこまでひどくはないもののモスクワオリンピックのボイコットに通じるものを感じた。あの時はアフガン侵攻に抗議したんだっけ。

 ははあん、と思った。
 確かにオリンピックを開催すると、各国から金が流入する。まあ、欠席程度ではそんなに大きな痛手はないのかもしれないけど、ボイコットが始まると中国にとっては困ったことになる。

 ただまあ、中国で人権が蹂躙されている今、オリンピックでドンちゃん騒ぎってのもいただけないという見方もある。一方でスポーツと政治は関係ないから同じ議論のテーブルに載せるなよ、という話もあるかもしれない。ボイコットなんてすると頑張ってる選手がかわいそう!なんて。

 自分としては前者の方に傾いている。
 オリンピックじゃねえだろ〜。どんだけ不謹慎なんだよって。
 人様の命が蹂躙されている状況で、選手の努力が報われないとかそういう話を始めるのは何だか変に思う。

 パリに居た時は、チベットの虐殺に反対する人たちのデモで地下鉄の駅が封鎖されて、足を痛めていたのに地下鉄に乗れなくてひどいもんだった(結局一駅歩いた)。と同時に、心のどこかで「しょうがねえなあこの人たちは」とも思った。チベットもウイグルも、その他中国の少数民族が抑圧されているのは今に始まったことじゃないでしょうに、もっと継続的に騒ぐなら騒ぎなさいよ。なんて思って。

 スポーツは政治とか経済とかと関係ない、ってのもおかしいかも。
 結局オリンピック参加を支持することで動くのはお金だし。
 日本語の話になるかもしれないけど「経済」って確か「経世済民」の略ですよなんて話も聞いたことあるぐらいだから、全てに通じる物事で。
 そのお金が流れに流れて軍費となりチベットの人たちの流血に繋がる。皮肉な話。

 日本も何かアクション起こしましょう(ボイコットじゃなくてもいいし)。看過はいじめを傍観するようなもので、結果的には加担者です。というよりは、この場合それよりも酷い大罪でございましょう。

 スポーツを政治や金に利用するな、ならばスポーツから政治や金を完全に排除してください。中国が成長するのはかまわないけど、今の状況で浮かれ騒ぐのは嫌な話だなと思う次第。
posted by 煩悩即菩薩 at 12:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際
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