2006年04月25日

経済と女力

 何だかんだいって日本はまだ男社会。男が作った社会なので、男にはやりやすく、女が活躍の場を求めるのは珍しいものになる。それがまた女の行動を動きにくくする。事なかれ主義なので、大きな組織になればなるほど旧態然とした風潮が残る。
 会社の場合「腰掛」という概念が女にはある。けれどもその概念がまかり通っているのは、それをよしとする風潮とそうでない人に対する圧力が原因だろう。会社だけでなく社会全体としてこの文化を是正する方向に動かないと、何もならない。
 安直なフェミニズムには気持ち悪さを覚えるけれど、この記事を読むとちょっときちんと考えたほうがいいのでないの?と思ってしまった。

 A guide to womenomics

 男はこういうもの、女はこういうものという紋切り型で物を言うのは愚の骨頂かもしらん。けれどもこういう話は看過できないものがある。
 確かにパラで物事を考える能力や情報共有能力(いわゆる井戸端会議)は、誰しも認めるところだろう。またその恐るべき消費力。ゾンバルトによると、非合法的な恋愛が資本主義を生み出した、というとおり消費の中心は女だ。(ちなみにメーカーは若い女を取り込もうと必死だ)
 そういう消費の主役が自分の力で稼ぐようになれば、それだけで成長率に貢献しそうなのは想像に難くない。

 女の働く時間が増えれば、子供を養育するのが誰になるかという話もこの記事には答えをだしている。本当にそうなるんかいな、というのも思うし、この記事のとおりになると何だか面白みの無い社会になってしまいそうだなとも思う。今までの捉え方では創造できない新しい価値観がでてきたりとか。

 それにしてもドイツ、イタリアって女性の社会進出があまりできてないのね。(日本も名指しされているのが悲しいところ)

 この記事には書いてないけど、会社に女人口が増えると都市の若者の出会いにも貢献するんじゃないの。そうなるとお見合い(出会い系)産業はあがったりか。いろんな問題を解決できそうね。
 あと、無能な男は会社から駆逐されますな。それが怖いから現状にしがみついていたりしてね。
 昔は力仕事が多かったし、いわゆるブルーカラーの作業は男のほうに優位性があったのだろうけれど、頭と指先使えばいいような作業なら男である必要は無い。
 小学生の頃、将来なりたいもので働くのは面倒くさいので「主夫」と書いたら哂われたが、実はもう哂えなくなっているのではないかね。
posted by 煩悩即菩薩 at 19:10 | Comment(8) | TrackBack(1) | 社会
この記事へのありがたいお説教の数々
会社には、無能なくせに、エゴの塊のようなオヤジが多く生息していますね。今、話題の正社員と派遣社員の給与格差問題も、企業がこれらの無能社員を切り捨てれば、かなり改善されますな。結局、これらの無能社員を保護し、経営側とは馴れ合う御用組合が、諸悪の根源かな。私が勤務していた会社の組合費も高かったですよ。
Posted by ニート1号 at 2006年04月25日 20:42
 追記。後もうひとつ、投資をする基準として男女の雇用比率を見るというのも手かもしれませんね。潜在的な成長可能性を含んでいることになります。CSRという概念がもっと徹底されて浸透すれば、このあたりの基準ももっと重視されるようになるのかもしれませんね。SRIを通してバッカンバッカン資金が入ってきたり??

 ワークシェアリングの考え方は必要かなと思います。
 全然関係ないですが、フランスでおきた暴動の原因になった法案が日本で出来てもあんな暴動はおきないだろうなあ。

 エゴおやじの世界からは距離をおきたいものですね。自戒の念をこめて。
Posted by 煩悩即菩薩 at 2006年04月25日 21:05
ほとんどの女性は仕事に行く際、お化粧をし、毎日違う洋服を着て、それにあわせた小物とバッグ、靴を選んで出勤します。
と、言うわけで、我が家では私のほうが旦那さんの10倍ぐらいはタンスの中身を占有しています。

専業主婦で、街へのお出かけは週末だけ・・・とかだったら、ここまで増えなかっただろうなぁ。

これだけでも、女性の社会進出には経済効果があり??
Posted by たかたか at 2006年04月26日 00:35
 それだけあれば十二分に経済効果あるのでは。
 お国にも十分貢献しております。えらい。

 やはり共働きは強い…。
Posted by 煩悩即菩薩 at 2006年04月27日 23:53
女は黙って俺の腕枕で横になってればいいのだよ。ぐはは。可愛い子がいいです。
#ぼっこぼこにされそうです。誰かに。

英文読めません。リテラシは0です。

自称フェミニストの私が思うに、子供の育成環境を充実させて、企業の女性への評価が男性と同等になれば、大分改善されるのではないでしょうか。(それが難しいんだろうけども)

主夫か、良い響きだ。嫁さんが年収3000万円くらい稼いで、パツキンで若くて綺麗でボンキュッボンならいいなー。で、俺だけを愛する・・っと。
あと、男側の「腰掛」も許される時代がきたら面白いなー。
Posted by もやし at 2006年05月05日 01:10
 子供の育成環境というのは大きいだろうね。先進な国々は福祉が充実しとるとか(実際に詳しく知らないので)。消費税が上がれば福祉もあがるものでしょうか。多分ないけど。

 男の腰掛、いい響きだの。
Posted by 煩悩即菩薩 at 2006年05月06日 00:31
男の腰掛かぁ〜。。
世の中いろんな人がいるもんね。適材適所ならいいんじゃないかな^^

振り返ると私は完璧腰掛だなm(_’_)m
Posted by たかたか at 2006年05月08日 18:21
 腰掛でもいいけど主婦業はあれはあれで重労働だ。だらだら会社で長時間労働してればよいのとはわけが違うと思うな。
Posted by 煩悩即菩薩 at 2006年05月10日 13:52
説教をたれてやる
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安部総理の取り組むこと:女性の社会進出
Excerpt: 以前、Economistのサイトに書かれていた文書にもあったけど(以前の記事参照)、やはり女の社会進出は必要だと思います。男のためにも社会のためにもね。Bloombergのコラムニストも期待している..
Weblog: 煩悩のお散歩
Tracked: 2006-10-02 10:17
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