2009年07月22日

自殺

 自殺対策センターライフリンクの発行する「自殺実態白書」なるものをみつけた。


 年間3万人の自殺者が日本にはいるぐらいの知識はあったけど、こうやってまとまった資料があるとは。
 都市部の中年に自殺者は多いのだけれど、そのひとつに愛知県豊田市という場所があったのには驚いた。これが何を暗に示しているかというのは一目瞭然で…。

 必死に働いてその結果がこういう形でくるのが非常にむなしい。
 私が前いた会社には自殺者こそなかったが、2ヶ月以上80時間以上の過労死認定レベルの残業は当たり前だったし、近くには二人、そのほかにも何人ものうつ病患者を出していた。元来ちゃらんぽらんな性格なため、自分は大丈夫だと思っていたが、一緒にいるだけでうつ病患者の生産に加担しているような気がしていやで仕方なかった(でも実際そうだと思ってた)。またうつにさせた本人がどんどん上にいくという異常な構造を横目にしながら、こりゃ気色悪いと脱出したものだ。ほら、黙認もいじめに加担したのと同じっていうし。(逃げたんだけど、そんなところから金貰って生き延びるほど落ちちゃない)
 あの人鬱になっちゃんだって、みたいな感じで普通に会話がなされる。それでもそこにいられる異常な神経。在籍時には口に出さなかったけど、閉口ものでしかない。妻子ある人が鬱になってしまった状況がどういうものか分からないほどに神経が鈍磨してしまうものらしい(妻子なくても同じだけど)。
 そうまでして彼ら(鬱になった人、鬱にした人、傍観していた加害者)は何を守りたかったんだか。やっぱり今でもあんまり知りたくはない。たいしたものでもなさそうだし。
 大企業ですらこの有様。

 脱出してよかった…とかそういうことをいいたいんじゃなくて。

 企業や周りがその損失を気づかない限りはどうしようもない。
 たくさん働くのがよし、というのはすべての人でないという思考にしないと。

 いじめられるほうにも原因があるっていうけど、よくわからない。とにかく悲しいことに違いはない。
 今はまったくこういう話からは遠ざかったし、ごく近しい人にもまったく鬱の人はいなくなった。でもどうやらまだこの事実は続いており、論議のまな板の上にのっているらしい。閉じた空間だと暗示にかかりやすいというけど、世界を狭めないことだ。

 過労による自殺なんて論外だ。あんたらの人生は人を殺したり自殺することにあるのかい。直接的、間接的にせよ人をやっちゃあなるめえよ。なあ。
posted by 煩悩即菩薩 at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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