一言でこの店を表すと、うまいうまい、狭い。
店が狭い。でもとてもうまい。店員さんもきちっとしているし、店内もいい感じにおやじっぽさがにじみ出ていてよい。(ちなみに面子は男一人、女二人)
例えば軟骨の串ひとつをとっても、少なくとも2種類の軟骨の異なる部位を交互に差しているため、口にすると硬いのとやわらかい食感が混合されていて面白い。つくねもふわふわしていてやわらかい、ああいうのは普段ではお目にかかれない。
レバー刺しをレア気味に焼いた串も、やっぱりいい品質の食材を使っているだけあって独特のくさみが全くなく、しゃきしゃきぷるぷるした食感がよい。
上牛肉刺しは案外と脂っこくなくて、あっさりと食べられた。
脳刺しとか脳焼きってのもあったけど、これはツレの一人が食べたくなさそうだったのでやめたけど。どうなんだろう。BSEが騒がれている中、チャレンジングなメニューだ。
酒をばっかんばっかんあおって、喋り捲りながら食べたのだけど、全てが美味しかった(味覚がいっちゃってるはずなので、ある程度濃い目の味付けなのかも)。牛タン串なんてすっごい分厚いし。
極めつけは雑炊だ。
米の一粒ひとつぶにおだしがしみこんでいて、これが絶妙。すっごい美味しかった。
なになにアレ。どうやって作るのよ。(喋り捲って2時間が来たのを忘れていたため、あわてて掻きこんだのが勿体無い)
ここの串は今まで食べた中でもおそらく1番うまいです。
あと、お箸は串です。わかるかな。串が2本、箸置きにおいてあるんですよ。面白いね。
この後は天狗舞になだれ込み、文六をあおって今日は二日酔いですよ。
風邪を引いてるのに馬鹿ですね。終電間に合わずにタクシーですよ。